70周年を機に当店の歴史を振り返ってみたいと思います。
さて、まずは大正時代まで遡ります!
〇大正初期(写真)。吉田丑馬(中央)が紳士服屋として堀端通りに構えた店舗前(現アンドリーノ)にて。当時の堀端通りには、まだ立派な柳が多数あった。お濠を挟み、武家屋敷が立ち並んでいたそう。古地図を見ると、当店はそのお濠を埋め立てた上に建っている。
〇昭和30年代。1947年に屋号が”べにばら”となる。場所は現在地。文具、美術画材、ガクブチ等混在している。
アルバム、万年筆、和紙、洋画材料、石膏、こけし、、、
なんでもあり。しかしなんだかおもしろい。時代が如実に表れているよう。
絵画教室開講。こども2クラス、大人1クラス。週一回3時間制。現在までの講師は、高島功先生(写真)、三輪田俊助先生、吉田淳治先生(現大人の部)、吉田一美先生(現こどもの部)。
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〇昭和40年代。2階前面に温室が完成。数多くの石膏が立ち並ぶ。ウインドーにはクリスマスのディスプレイ。宇和島にツリーやオーナメントを持ち込み、売り出したのは当店が始まり。正面にはクリスマスカードの紙札も。今回整理をしていて当時のクリスマスカードを発見。
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レトロで素敵なカード。シルバーラメがふんだんに使われている。
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〇昭和50年代。看板や塗装は違うが、ほぼ現在の形に。
こうやって見ていくとおもしろいですね。今回この機会に写真を見返しましたが、たくさんの発見と、宇和島を生きた人々の笑顔で溢れていました。人間としてのエネルギーがみなぎっていると、写真から感じられるほど。ざわざわとした声、大きな叫び声、笑い声、様々な音が聞こえてきそうでした。